2017年08月26日

ドルからSDRへのシフト|全アセットをデジタル化して操作

以前からドル消滅 国際通貨制度の崩壊は始まっている!の著者James Rickards氏が、次の金融危機では中央銀行の手に追えなくなり、IMF(国際通貨基金)がSDR(特別引出権)を使って対処するということを言っていましたが、最近、ITM TradingのチーフマーケットアナリストのLynette Zangs氏が、基軸通貨の米ドルからSDRへのシフトがすでに始まっているということを、入手した情報を基にインタビューやビデオで伝えていました。

そのビデオと情報がこちらです。

まず、IMFの"Enhancing International Monetary Stability -- A Role for the SDR?"というタイトルのペーパーですね。その内容を箇条書きにまとめていますが、中国がM-SDRボンドというSDRの金融商品を作り、すべての不換紙幣がSDRにペッグされ、グローバルアセットがSDRで値段をつけられるようにACCという制度を導入したとなっています。

次はCinacoinからの記事で、タイトルは"China's central bank thinks digital currency can do one thing cash can't"です。中国の中央銀行がデジタル通貨を奨励しているのですが、運用コストの低下や効率のよさ、不正行為の取り締まりというメリットの他に、マイナス金利を適用するのに都合がよいことを挙げています。現金が存在する限り、マイナス金利政策はあまり効がありません。みんな現金に逃げるからです。

CoindeskのICO Trackerでは、5月にcoin ICOが急減に伸びているのが分かります。ICOは'Initial Coin Offering'の略ですが、従来の証券取引の新規株式公開のIPOに匹敵するものです。ICOの方は仮想通貨取引所で上場され、トークンやコインを配布します。

その次の資料が'ACCHAIN'に関するものですが、目的は世界のあらゆるアセットをデジタル化することのようです。そのために、グローバルICOを立ち上げて、不動産にはGLT、所有権にはDAT、アメリカ不動産にはRETというトークンを使うのです。そして、このトークンと交換できるのがSDRというわけです。

アセットをデジタル化すると、マッピングしたりセグメントに分けることができ、その操作が容易になります。世界のアセットをすべてデジタル化し操作するというニューワールドオーダー(新世界秩序)の筋書きのようです。Zangs氏は、仮想通貨もエリートたちのもくろみではないかと見ています。将来、すべてがデジタルへ移行することに慣れさせ、抵抗を少なくするために。

驚くのは、すでにテキサス州の不動産がデジタル化されて取り引きプラットフォームにリストされているという資料です。しかも、アメリカ市民や居住者はこれを取り引きすることができない。

Zangs氏はusawatchdogのインタビューで、世界的に債務が超膨大化している中、金利を上げることはできないということに触れ、ほぼ4%の金利でドミノ効果的に金融市場が崩壊すると言っています。

さらに、テクノクラートたちがすべての富をサイバースペースに移そうとしていること、人々がクレジット(つまり借金)の返済に追われる奴隷のような生活を強いられていることを警告していました。

不動産もデジタル化されて、そのタイトルが簡単に譲渡されるとなると、有体資産は金や銀の貴金属くらいになってしまいますよね。最終的にすべての不換紙幣の価格は金と銀の価格にリセットされるとしていますが、今これが起こったなら、金の価格は1オンス$9,300を越えるだろうと言っていました。




posted by シルバーちゃん at 08:46 | Comment(0) | 新世界秩序 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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